Windows デスクトップのTCP/IP 制限
TCP/IP 制限は、下記のWindows デスクトップが該当します。
- Windows XP with Service Pack 2 (SP2)
- Windows XP with Service Pack 3 (SP3)
- Windows Vista
- Windows Vista with Service Pack 1 (SP1)
Windows XP SP2 以降のWindows デスクトップでは、不完全な送信TCP 接続の同時試行数の制限が10に設定されました(Windows XP SP1 では65,000)。多数のホストへ感染を試みるワームやウィルスなどの悪意があるプログラムの感染を抑制させるために実施された制限です。その反面、この制限によってNetCrunch などの正当なネットワーク監視アプリケーションに悪影響を及ぼします。ネットワーク監視作業への著しいパフォーマンスの低下とイベント・データベースへの接続の遅れなどとなる可能性があります。
TCP 同時接続数制限の無いWindows Server 2003 またはWindows Server 2008 を利用する(推奨)。
説明
Windows XP SP2 以降のTCP/IP スタックでは不完全な送信TCP 接続の同時試行数が10に制限されます。
制限に達すると、その後のTCP 接続のリクエストはキューに入れられ、一定の率で解決されます。通常では、アプリケーションが有効なIP アドレスへの接続を試みる際に不完全なTCP 接続に制限は掛かりません。例えば、アプリケーションが無効の複数IP アドレスに同時接続を試みて制限に達した場合には、イベント4226としてWindows のイベントログに出力されます。
接続制御によって多数の端末への感染を試みるウィルスやワームの感染速度が抑制されます。特定のウィルスやワームなどの悪意のあるプログラムは多数のランダムIP アドレスへの接続で感染を試みます。大半のアドレスへの接続は失敗するため、このような状況はコンピュータが感染した可能性を示しています。
Windows イベントログの詳細
- Product: Windows Operating System
- ID: 4226
- Source: TCPIP
- Symbolic Name: EVENT_TCPIP_TCP_CONNECT_LIMIT_REACHED
- Message: TCP/IP has reached the security limit imposed on the number of concurrent (incomplete) TCP connect attempts.
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